漬け物ざんまい

京都・奈良の旅で漬け物おいしかったので
自家製をアップします。

カブの千枚漬


スライサーで薄く切ったカブを塩で下漬けし、
水気を絞って甘酢に漬けます。
唐辛子、昆布を入れて。

しば漬け

みょうがや赤しそがあればもっといいのですが
今回は、なす、キュウリ、しょうがだけです。
軽く塩で下漬けし、
水気を絞って、赤梅酢、みりん、薄口しょうゆを加えます。


長いもの梅酢漬け


短冊切りした長芋をそのまま梅酢を入れて放置。
少し、控えめに入れました。
色と塩加減の様子を見て、ちょと梅酢を足しました。


タケノコのさんしょ漬


春の時期になるとタケノコの漬け物を売っているのですが
自分でできないかと初挑戦。
新タケノコは、八百屋さんで茹でたのを買いました。
スライスしてさっと熱湯にくぐらせます。
白だしを薄め、山椒の実は、まだ時期でないので
醤油漬けした残骸を利用。
熱いまま、タケノコを入れます。
山椒の木の芽も入れます。
2~3日放置。
いい感じに仕上がりました。
山椒の実は、ちょっと風味がさすがに抜けているので
木の芽をもっとたくさん入れればよかったかも。
ちょっぴりお酢を入れてもよかったかなぁ。
次回は、そうしよっと。
来年のために、
山椒の実もこのために、下茹でしたのを冷凍保存しておこうっと。

奈良漬

本格的なのは、何回も漬け直さないといけないそうですが
とりあえず、浅漬けでもいいのでやってみました。
種・わたを取った白瓜をかなりきつめの塩(20%)で下漬けします。
1週間ぐらい。
水分をよく切り
酒粕をみりんでのばし、三温糖を加えます。
ジップロック2重にして漬け込みます。
半年くらい。
ちょっとあめ色になってます。
歯触りもよく、甘じょぱく、風味よく、いい塩梅に。
瓜の時期は、ぬか漬け、塩漬けだけじゃなく奈良漬け、やりたいです。
次は、キュウリもやってみようっと。

べったら漬け

関西風でなく関東のお漬物だけど
杵島直美さんが、「きょうの料理」で、
お粥と麴甘酒で作る時短を紹介していたのでやってみました。
<レシピ>
 厚めに皮をむいた大根を半月切し、
500gに対して小さじ1の塩を振り、重石をして1日。
水気をよく絞り
砂糖50g→15g
塩  小さじ半分
酢  小さじ1
甘酒 100g
お粥 100g
とうがらし 1本分
切昆布   2g
で漬け込みます。

私は、温度調節できる炊飯器で、甘酒を作っているので
炊きあがったお粥を100g取り分け、
麹を入れて甘酒をつくり
出来上がった甘酒は希釈せずにそのまま使ったので
お砂糖の量を15gと少なくし、みりんも入れませんでした。
なかなかいい仕上がりです。
家庭の好みもあるので
微調整してください。
初めてでしたが、リピ確定。
甘酒作るときは、絶対に作りたい。
次回は、下漬けの塩を増やし、メリハリつけようかと思います。

小松菜の野沢菜

小松菜がいっぱいあるとやっちゃいます。
塩を軽く振り、ジップロックに入れて、2~3時間放置。
そのまま、冷凍します。
解凍して、めんつゆ鷹の爪を入れてなじませます。
なるべく太い方が歯ざわり楽しめます。

なんちゃってザーサイ

ブロッコリーを茹でた時、
芯の活用です。
ゆでたてをスライスし、
ゴマ油、粉末鶏ガラスープ、薄口しょうゆ、一味唐辛子の入ったジップロックに入れて
数日後に。
ザーサイって、古漬けがほとんどで市販のものは
あんな色してるけど
ザーサイ本来は緑色なので
フレッシュなザーサイを食べている感じです。

ヤーコンと金美ニンジンのぬか漬け

ヤーコンはきんぴらにすること多いのですが
生をぬか漬けに。
シャリシャリしておいしいです。


見た目は、お芋みたいな野菜です。


金美ニンジンという黄色いニンジンも同じく農協で売っていたので
ぬか漬けに。普通のニンジンよりちょっと甘いかも。
キャロットラペやニンジンスープにも合いました。


黄カブのぬか漬け

黄色いカブも同じく農協に売っていたので
ぬか漬けに。
美味しいですが、時間がたつと黄色がくすんでしまいました。

ピクルスもいいですが
やっぱり日本の漬け物はバリエーション豊富で奥が深い。
日本人に生まれてよかったぁ!

ゆで卵ざんまい

旅行の記事が1段落したので、
ちょっと食べものの記事をしばらくアップします。

瓢亭のインスタグラムがうまくアップされなかったので
まずは

朝がゆで出てきた瓢亭卵をまねしてみました。

お粥と共に大徳寺納豆も

ゆで卵は、黄身の絶妙な食感が命。
沸騰したお湯に入れて茹でますが
割れやすいので、卵は常温に戻し
いったん沸騰をやめ、静かに卵を投入。
1分くらいしてから強火にして
また沸騰させます。
私は、Ⅿサイズで、投入してから6分30秒で取り出し
すぐに水にとります。
殻をむいたら、上下を薄くスライスして
横半分にカット。
黄身に白だしを加えて完成です。

このゆで卵は、ラーメンの時の煮卵にしてもいいし
いろいろな味のつけ汁で楽しめます。
私は、煮ないで、そのまま漬け込むだけですが。



2月10日にアップした満月の花の味噌卵をまねしてみました。

右がゆずみそで
左が山椒の実入りみそです。
どちらも固ゆで卵に瓢亭卵のように
上下を薄くスライスし横半分にカットし
各味噌を塗り
バーナーで香ばしく焼き上げました。
最後にゆずの皮と木の芽をのせました。
香りよく仕上がり大満足です。


ピクルス卵

半熟卵をやや塩味がきつめのピクルス液につけます。
プチトマトのピクルスと共に。
卵の塩味とプチトマトの甘みのコントラストがいいです。


ぬか漬け卵
半熟卵をぬか漬けにするのですが
間違って、かき混ぜるとき崩してしまうといけないので
ぬか床を少しとりわけ、
ビニール袋に入れて、卵だけつけておきます。
終わったら、ぬかは本体の容器に戻せばOK。
いつもは、ウズラ卵で作ることが多いのですが
こうなると、立派なおかずになります。
塩味と酸味を帯びた卵がいい感じです。

キムチ卵

キムチの汁に半熟卵をつけただけです。
カクテキキムチや野沢菜と一緒にご飯にのせ、どんぶりに。
お手軽です。


トリュフ卵

以前、レストランでリゾットに添えられているのを食べたことがあり、
再現できるかどうかチャレンジ。
桜エビと春キャベツのペペロンチーノに添えて。
少し食べ進めてから、味変で卵を崩して食べます。
全粒粉のパスタを使用したので
なんか焼きそばみたいに見えるなぁ。
瓢亭卵の時と同じぐらいの黄身の硬さに茹でます。
殻をむき注射器で、トリフオイルを1cc入れます。

意外と香りが弱く、トリフパウダーをかけたほうが
香りはよかったです。
リゾットでもやってみましたが
やっぱり、香りがイマイチ。
そういえば、レストランで食べた時もほんのりだったなぁ。
ゆで卵より、ポーチドエッグの方がいいかも。
温かい熱と共に香るかもしれない。
次は山椒オイルでリベンジしてみようかな。

京都・奈良旅行⑮ならやま茶館えびす小路ダイニング

旅行日 2019.09.29(日)

薬師寺から帰る途中に
空気ケーキという変わった名前のお菓子やさんがあり
思わず入ってしまいました。
グリーンに囲まれ、喫茶コーナーでイートインできますが
私は、テイクアウトで。
いろいろなケーキがありましたが
店名にもなっている空気ケーキをお持ち帰り。
抹茶味のフィリングにしました。
高畑駐車場で、ぐるっとパスのバスを待つ間に食べました。
ふわふわしておいしかったです。
形が、橋の飾りの擬宝珠(ぎぼし)みたいで面白いです。

駅前に戻り、まだ時間があるので
JR奈良駅ビルでお土産を。
前日、実食しておいしかったものを買いました。
柿の葉寿司も買い込み、明日の私の朝食。

商店街が閉まらないうちに見たり
スーパーに入ったり。
夜行バスの乗り場を確認したり。


そうこうするうち夕食の時間。
ネットで調べて、茶飯は昼食に食べたので
夕食は、茶粥を目的に参ります。
ならやま茶館えびす小路ダイニングというお店。
場所がわかりづらく、スマホの地図案内でたどり着きました。
早めなので、他のお客さんもいないので
カウンターに陣取り、
ご亭主にお話を伺いながら堪能しました。

もずく入りの揚げ物や、紙包み焼き、ずいき煮、きんぴらなど
体に優しいものばかり。
ほうじ茶で炊かれた茶粥には、
大きめのあられと塩昆布が添えられ
さらりといただきました。
大満足でした。

ホテルに戻って荷物をピックアップして三条通りを歩いていると
仕事の先輩2人に会ってびっくり。
お仕事で奈良に来てるとの事ですが
偶然、会うなんて、滅多にありませんよね。

夜行バスの時間まで、サイゼリアで過ごします。
無事に夜行バスに乗り込み、バタンキューで
爆睡しました。

旅の反省は、写真をいつもより撮らなかった事。
何を思ってか、写真に頼らず心に刻むなんて思ったのを記憶してますが
記憶なんて曖昧ですね。
やっぱ、なんでも写真にとっておこうっと。
反省。



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京都・奈良旅行⑭興福寺と新薬師寺

旅行日 2019.09.29(日)

昼食の後は、興福寺の国宝館へ。
東京に来た阿修羅像を見損なったので
今回は、これが目的。
中世的で、端正なお顔立ち。スレンダーで凛としていました。
東金堂も共通券で入場。
近くに五重塔もあり、見ごたえあります。
興福寺は、数々の火災にあって再建されていますが、
最古の建物は八角形の北円堂と並び、三重塔です。

高さ19mと小ぶりながら、
優美な感じです。
年に1回、七夕の日に、特別公開されるそうです。
メインからは、少し離れたところにひっそりとあるので
見過ごされがちです。

友人とは、ここで、お別れ。
私は、夜行バスなので、もうしばらく時間の許す限り観光します。

ぐるっとパスを使って高畑駐車場まで、
そこから、徒歩で新薬師寺を目指します。
徒歩12分ほどです。

南門の入口で拝観料を払い、中へ。

本堂の正面左側から入ります。

堂内は撮影禁止。
本尊の薬師如来さまは、
丸顔の大きな目で、
親しみやすいお顔立ちの座像です。
そして我が国最古最大の十二神像が、周りを取り囲むように
配置されています。
平面的に横に配置されているのはよく見ます。
興福寺の12神像も横並びでした。
が、こちらは、ぐるりと取り囲んでいます。
一周できます。
ごくわずかですが、部分的に彩色が残っています。
正面右の伐折羅(バザラ)大将の当時の彩色が復刻したものが
右手前に展示してあり、みごとに鮮やかな色彩に目を奪われました。
ちなみに、廃止になった500円切手にもバサラ大将のお顔が採用されています。

4月8日に修二会があるらしく、神秘的で素晴らしいと聞いています。
生の雅楽演奏もあるそうです。
桜のころと相まって、次回、行きたいと思いました。

新薬師寺薬師寺

歴史  薬師寺と新薬師寺

薬師寺藤原京奈良県橿原市)にあった本薬師寺(もとやくしじ)が
平城京遷都に伴って今の奈良市西ノ京町に移転したお寺です。
680年に40代天武天皇が皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を願って創建されました。

一方、新薬師寺は、
747年、45代聖武天皇のお后の光明皇后
天皇の病気平癒のために建てたと言われています。
新は「あたらしい」ではなく「あらたかな」という意味だそうです。
743年大仏造営の発願をされ紫香楽宮滋賀県信楽)で着手されましたが
745年に山火事や地震が頻発し
中断して、天皇平城宮へ戻られました。
大仏造立は、のち、今の場所で再開されましたが
天皇ご自身は、体調をくずされました。
そこで、薬師悔過(やくしけか)が行われ、
これをきっかけに新薬師寺が造営されました。

また、別の伝承では、聖武天皇光明皇后の眼病平癒を祈願して、
745年に建立したとも伝えられています。
薬師如来の目が大きい理由ともされています。

また、梅原猛著の「塔」では、
光明皇后の寵愛を得た不倫相手の玄昉は
聖武天皇の病気を契機に皇后が懴悔し、
大宰府に飛ばされ、
縁を切られたことになる。
その懺悔の証が新薬師寺建立であるといわれ、
玄昉は、1年後に死んでいる。
その首が興福寺南院に落ち、
鎮魂のために土塔が建てられたという。
玄昉は当時、最大の力を誇っていた興福寺の僧であり、
それよりも上に位置づけされる東大寺が建立された訳の1つであるという。
その後も、奈良の仏教界はスキャンダルが続き
それを嫌った50代桓武天皇平安京遷都につながる。

と、いろいろな解釈がありますね。
はるか昔の事なので、真実はいかに。

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京都・奈良旅行⑬柳茶屋

旅行日 2019.09.29(日)

ランチは、興福寺のそばに雰囲気のよさそうなお店があったので
入ってみることに。
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予約なしでもOKでした。
明治35年創業のお店だそうで
和の空間が素敵です。
奈良茶飯松花堂弁当を注文。
和室に通されました。

予約してなくて、時間がかかるからでしょうか
最初にわらび餅が出てきました。
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空腹には、重すぎず、甘さ控えめで、ちょうどよいおしのぎです。

まもなく、松花堂弁当が運ばれてきました。
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奈良茶飯が特徴的です。
炒り大豆が入っています。
茶葉がかかっています。
俳諧の席では有名らしく、高浜虚子にも提供されたとか。

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お刺身の他、煮物がきれいに盛り付けられていました。
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奈良漬も健在。
つくばいがある坪庭
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床の間のしつらえも素敵でした。
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だいぶ歩いた後だったので、のんびりしました。


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