イタリア旅行⑬ヴェネツィア イカ墨パスタ

旅行日 2019年5月31日(金)

細い路地を通って「リストランテTrovatore」に到着
後で辞書で調べるとtrovatoreはイタリア語で吟遊詩人と意味でした。
カーニバルのマスクもいっぱい飾ってあり
ヴェネツィアに来たぞ!って雰囲気です。

ヴェネチアの名物のイカ墨パスタ

ちょどいい量で、美味しくいただきました。
飲み物はヴェネチア名物の桃のお酒「ベリーニ」を頼みました。
ちょっぴり甘く、とろみのあるお酒です。
6年前の1913年にヴェネチアは訪れているので、
「ベリーニ」か「フラゴリーノ」を頼もうと思っていました。
女子には、うってつけのお酒です。
日本では、カルディで売ってました。

セカンドピアットは白身魚

蒸したものに香草ソースがかかっています。
あっさり味。

デザートはティラミスです。

食べなれた味で安心します。
たしか、友人がお酒に弱いので、
ティラミスにお酒が入っていないか
聞いた覚えがあります。
入っていないと断言されました。

お店の入口です。

ここで、宿に帰る人と自由行動の人に分かれます。
もちろん、散策します。


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イタリア旅行⑫ヴェネツィア

旅行日 2019年5月31日(金)

通常、ツアーだとヴェネチアの中に泊まらず、
近郊のメストレに宿泊が多いと思うのですが
今回は、ヴェネチア島内に宿泊できます。

入口の長い橋を渡っていきます。

道路と平行に電車の線路が走っています。

ヴェネチア島内は車移動できないので
パーキングで降りて
島内入口の波止場から船移動です。

ここで、添乗員さんがスーツケースの数が人数分の個数ないと青ざめています。
若くてかわいい女性の添乗員さんなんですが
ちょっと頼りない感じ。
出発する時、数えてなかったんかい?
ご夫婦でスーツケース1つの方もいらっしゃるのではないですかと
つい、入れ知恵してしまいました。
だって、時間がもったいないじゃん!
やっぱり、いました。二人で1つのスーツケースの方。
事なきをえて、荷物は別便で
人だけ船でホテルまで移動です。
公共の水上バス(ヴァポレット)でなく、チャーター船の貸し切りです。

ホテル前に到着。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂の鐘楼がみえます。

ドゥカーレ宮殿より東寄りのホテルガブリエリが
今宵の宿です。



なかなかいい感じですが
階段がくねくねと曲がっていて
部屋に行くまで迷路のようでした。

夕食に行く途中、お祭りなのか
中世の衣装を着た人の集団とすれ違いました。



トランペットや太鼓の生演奏も聞けました。

ドージェ(元首)かなぁ?


思いがけず、素晴らしい思い出になりました。
でも、ヴェネチアの仮面カーニバルは2月末からだし、
なんだったんだろうか?
グーグルレンズで調べていくと
Palioパリオというイベントらしく
イタリアの海洋共和国アマルフィ、ピサ、ジェノバヴェネチアの都市間で
持ち回りで開催されているようです。
レガッタ船で競争もあるみたいです。
写真のブルーの旗はアマルフィの旗でした。
今年2022年はピサで9月11日に行われるようです。
詳しくは
https://www.repubblichemarinare.org/en/


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イタリア旅行⑪ミラノ 車窓から 垂直の森

旅行日 2019年5月31日(金)

昼食後は、バスでヴェネツィアに向いますが
ミラノ市内にかわった車窓があったのでご紹介。

2014年に完成したBosco Verticale(ボスコ ヴェルティカーレ)
垂直の森という意味です。
ポルタ ガリバルディ駅近くにある高層マンションです。
26階建てで高さ110m。(Torre Eと呼ばれています)
550本の木が植えられています。
スモッグを緩和して酸素を生成するのに役立つためです。
ソーラーエネルギーと廃水をろ過処理した水で自給自足しています。
まさにSDGsですね。

小説の中で、人生を地面を捨てて、木の中で暮らすことにしたことから
題材を得ています。

帰国後、NHK「旅するためのイタリア語」に出てきました。
住民は木の世話をすることなく水やりも剪定も専門家がやってくれるとか。


こちらはミラノ中央駅
2005年から2008年にかけての工事をしてきれいになりました。
たしか構内にはスーパーをはじめとして薬局やバールなどがあり
すごく便利だったのをかなり昔の旅で記憶しています。


こちらはPorta Veneziaです。
通りを挟んで双子の建物が建っています。
中世からミラノの東の玄関口で
ヴェローナパドヴァヴェネツィアへと続いています。


さて、ここからバスでヴェネツィアへ。


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イタリア旅行⑩ミラノ ミラノ風リゾットとカツレツ、プロフィテロール

旅行日 2019年5月31日(金)

バス移動でランチに向かいます。

まずは、ミラノ風リゾット

サフランパルミジャーノチーズが香るリゾットです。
アルデンテ!

次はミラノ風カツレツ

仔牛を薄く延ばして細かいパン粉をつけて
揚げ焼きしたもの。
いつも思うのはウィンナーシュニッツェルとどう違うのか?
思い切って調べたらミラノ風は、
チーズが入っているとの事でした。
ふーん。
お皿いっぱいの大きさだけど
レモンと薄く延ばしてあるおかげで
さくさく、ペロリといけちゃいます。

デザート

プチシュークリームのチョコソース掛け
美味しい。

外にメニュー表あったけど
5.5~10ユーロで1ホールのピザが
種類豊富にありました。

ちなみにメニュー表では、
リゾットが12ユーロ
ミラノ風カツレツが20ユーロもしていた。
日本人用にたぶんサイズダウンしてくれたのかな?

せっかく、美味しく楽しく食事していたのですが
飲み物は、別注文なので
食後、精算に来るのですが
ツアー開始の一番最初の外のレストランでの食事なので
皆さん、小銭を持っていない。
相次ぐ、大きな紙幣の支払いに
お店の人が、ちょい切れ気味。
何回かヨーロッパに行ってる人は
小銭を持っていると思うんだけど
今回は、8割がた、持ってなくて
お店の人は苦労していた。
ホテルでスモールチェンジをお願いするとか
お水を買っておくとかすると
小銭ができるんだけど。
ちなみに私は、前回の旅の終盤に
ある程度困らないように小額紙幣とコインをキープして
帰国します。
ユーロは、いろんな国で使えますから。

添乗員さんも、ちょっと気を利かせて
初めての支払いだから、小銭をみなさん持ち合わせてないとか
お店の人に言ってくれるといいのにな。
旅行会社によっては
現地で、1万円の現地通貨パックを用意してくれる旅行会社もあるけど
今回はなかった。
なんとか合算したりして、やりくりし
やけに時間かかったけど
全員精算できました。


どうやら、お店がリニューアルしたようで
同じ名前ではなく
よく似た店名はありました。
Pizzeria 50"da Geggio
というお店です。
あってるかどうかわかりませんが
デザートがProfiteroles(プロフィテロール)という名前で
同じようなの載っていたから
リニューアルしたのではないかと思われます。
お祝い事の時に食べられるお菓子のようです。

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イタリア旅行⑨ミラノ 最後の晩餐

旅行日 2019年5月31日(金)

スフォルツェスコ城から徒歩移動で
サンタマリアデレグラツェ教会へ
最後の晩餐を見に行きます。
10分ぐらい歩いたでしょうか。

予約時間の少し前なので
外観を見る時間がありました。

スフォルツァ家の命で1469年に完成した教会。


その後、スフォルツァ家の霊廟として増改築されました。
奥の円形ドームは、その時ブラマンテにより増築されたもの。きれいです。
ブラマンテはその後、バチカンサン・ピエトロ大聖堂の設計監督を務めた方です。

いよいよ入場。
教会のい入り口ではなく
新しい建物から。
大きな荷物は持って入れないので
登場人物がわかるように、ガイドブックの絵を切り取って
持って入りました。
だって、忘れちゃうんだもん。
きれいな中庭を右に見て
会場へ。

修道院の食堂にえがかれた最後の晩餐

ここが食堂だったのですねぇ。


フレスコ技法ではなく
乾いた漆喰にテンペラで描かれています。
あまり近づきすぎると
表面がザラザラしていてわかりにくいので、
ちょっと引いてみるとよくわかります。

それと、反対側に半円壁画のルネットがあります。

磔刑の場面。ドナート・モントファーノの作品。
こちらは、フレスコ画で、いろあざやかです。

ダヴィンチが当時主流だったフレスコ技法を嫌ったのは、
漆喰が乾く前に一気に仕上げなければならないからです。
遅筆のダヴィンチとしては、中断や書き直しのできる画法で
納得いくものに仕上げたかったのでしょう。
しかし、テンペラ画法は湿気に弱く、亀裂も激しく
完成直後から、劣化が起こっていました。

劣化がひどく、
1999年に20年間におよぶ大修復があり
修復完了直後に一度見ています。
当時は、JCBカードのサービスで
日本で予約が取れましたが、
今は、どうなのでしょう?

ツアーでなければ、教会内は無料なので
見学したいですね。

中庭も素敵です。


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