メルボルンとエアーズロック登頂⑩エアーズロックのサンセット

旅行日 2019.10.21(月)

ウルルのサンライズは東側だったので、カタジュタも見えましたが
サンセットポイントは、ウルルの西側になります。
ので、今度はカタジュタは見えません。

ホップオンホップオフのバスの送迎には、日本人もけっこう、いました。
車窓から見えるウルルは威風堂々としています。
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到着すると、夕食付のツアーの方々がたくさん食事をしていました。
キャンプテーブルがいっぱい置かれ、お肉のお皿が見えました。
まだ、時間には、ちょっと早いので
東屋で休んでいるとアボリジニの人が営業にきました。
細かで精巧なアボリジニアートです。
それなりの値段します。
買えないけど、話をしてもいいかと許可をもらって
女の人と話しました。

今日、ウルルに登った話をしました。
アボリジニの人にとって、神聖な場所なのに
申し訳ない気持ちになったことも話しました。
彼女は、古くから神が宿り、水や空気も神聖な場所で、
自分たちは、けっしてウルルには登ったことがないと言ってました。
私も含めて多くの日本人が来て、私はすごくびっくりしました。
私たちは、申し訳ないと謝りました。
日本にも、富士山という山があって、同じく神聖な場所です。
その頂上には神社があり、古くから、頂上を目指して登る文化がある。
日の出前から登り、頂上から日の出を待ち望む人が多い。
だから、習慣の違いから山としてウルルに登りたい日本人が多いのです。
でも、あなたたちにとって、神聖な場所なのだから
十分、理解せず、登ってしまったことごめんなさいと。
つたない英語でちゃんと伝わったかどうかわかりませんが
少し話ができたことで、よかったと思いました。
お礼を言って別れました。
とっさの事だったので、富士講の話や女人禁制だった話などはできなかったけれど
日本人に対する誤解が
ほんのちょっとでも少なくなればいいなと思いました。
まぁ、私自身、登っておいて、今更、何を。なんですけど。

さぁ、日の入りが近づいてきました。
こんな感じだったウルルが
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ウルルの反対側の日が沈み
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赤く色づいたウルルになりました。
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山合いにお日様が落ち込むのに慣れている日本人が
数名ばかり、がっかりしていました。
その気持ち、わからないでもない。
色の変化が朝日に比べたら少ない感じもしました。

帰りの時間になり、宿に戻ります。
シャワーして夕食前に、キッチンキットを借りました。
前日、キッチンを使っている人が
デポジット料金を払えば借りられると教えてくれたので、
キッチンの張り紙をもう一度確認し
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フロントで40ドル払って借ります。
チェックアウト時にデポジット分は返却と同時に戻ってきます。

今日は、カンガルーのお肉を焼かねばなりません。
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661gで12.55ドルです。

ところが、フライパンを取り出し、火をつけようとするも
つきません。
困って、近くのお兄さんに助けてもらいました。
マットデイモン似(優しくされると美化するかも)の
ちょっとヤンチャな感じでしたが、
親切に火をつけてくれました。
私のメニューを見て、
俺もカンガルーを焼かせたらピカイチの腕を持っていると
言ってました。
味付きでちょっと甘い照り焼きに近い味です。
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さっきのマットデイモン似のお兄さんに
私には多すぎるから、火をつけてくれたお礼に
一切れもらってと。
お皿に一番大きなお肉をのせてお礼を言って別れました。

本日の夕食のメニューは、他に
ローストラムと3種の野菜 350g9.95ドルです。
グライビーソースとミントソース付きで
さすがに多いので半分食べました。
カンガルーは牛肉に近い感じ。
ラムも、まったく臭みなくローストなので、焼き豚風でした。
いずれも、脂肪分が少ない部位だったので、
臭みがないのかもしれない。
後は、洋ナシとパンなど。
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ハードワークの一日をよく頑張った。
片付けして、明日のカタジュダの準備をして寝ます。
明日も早い。
おやすみなさい。
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