梅仕事②梅シロップ 炊飯器で時短 と梅ジャム

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青梅を使う時、ちょっと柔らかくなったり
少しだけ痛んだりしているものがあると
早く処理したいものです。
私は、カリ梅も作っているので
2軍選別(笑)の青梅は、速攻、時短の梅ジュースにし
1軍は、梅ブランデー、カリ梅、やや時短梅ジュースを作っています。

作り方

梅をやさしく洗い2~3時間、水につけてあく抜きする。
なり口をとる。
清潔なふきんで拭いて、ひと晩、冷凍する。

炊飯器に
 冷凍梅  700g
 上白糖  700g
を入れ、保温スイッチON。
2時間ぐらいすると水分が出てくるので、お釜を時々揺らす。
12時間、保温。スイッチを切って12時間放置。
釜の中、こんな感じです。
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砂糖は完全には、溶け切ってません。
梅を取り出し、梅ジュース完成。
520mlできました。

本当のお楽しみはここから。
取り出した梅をジャムにします。
柔らかいので、手袋をはめてもよし
箸でとりわけてもよしです。
炊飯器に残った砂糖も加えて鍋で加熱します。
種は入れません。普通はペクチンの多い種ですが
青梅の種には青酸配糖体が含まれているので、
梅ジャム作りには、入れません。
でも、しっかりペクチンが出て、
ねっとりしすぎるぐらいなので、
私は、好みの固さになるまで逆に水を足しました。
630gのジャムのできあがり。
完熟梅のジャムとは、また違ったおいしさです。
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やや時短の梅シロップは
1軍の青梅で作ります。
発酵予防にお酢を入れたりする人もいますが、
私は入れません。
氷砂糖と上白糖を半分ずつ入れています。
上白糖のおかげでできた高濃度の砂糖液におおわれるので
発酵しにくいと思います。
そのあと、氷砂糖でゆっくり抽出です。
こちらの方が、炊飯器作りより、少し薫り高いような気がします。