青梅を使う時、ちょっと柔らかくなったり
少しだけ痛んだりしているものがあると
早く処理したいものです。
私は、カリ梅も作っているので
2軍選別(笑)の青梅は、速攻、時短の梅ジュースにし
1軍は、梅ブランデー、カリ梅、やや時短梅ジュースを作っています。
作り方
梅をやさしく洗い2~3時間、水につけてあく抜きする。
なり口をとる。
清潔なふきんで拭いて、ひと晩、冷凍する。
炊飯器に
冷凍梅 700g
上白糖 700g
を入れ、保温スイッチON。
2時間ぐらいすると水分が出てくるので、お釜を時々揺らす。
12時間、保温。スイッチを切って12時間放置。
釜の中、こんな感じです。
砂糖は完全には、溶け切ってません。
梅を取り出し、梅ジュース完成。
520mlできました。
本当のお楽しみはここから。
取り出した梅をジャムにします。
柔らかいので、手袋をはめてもよし
箸でとりわけてもよしです。
炊飯器に残った砂糖も加えて鍋で加熱します。
種は入れません。普通はペクチンの多い種ですが
青梅の種には青酸配糖体が含まれているので、
梅ジャム作りには、入れません。
でも、しっかりペクチンが出て、
ねっとりしすぎるぐらいなので、
私は、好みの固さになるまで逆に水を足しました。
630gのジャムのできあがり。
完熟梅のジャムとは、また違ったおいしさです。
やや時短の梅シロップは
1軍の青梅で作ります。
発酵予防にお酢を入れたりする人もいますが、
私は入れません。
氷砂糖と上白糖を半分ずつ入れています。
上白糖のおかげでできた高濃度の砂糖液におおわれるので
発酵しにくいと思います。
そのあと、氷砂糖でゆっくり抽出です。
こちらの方が、炊飯器作りより、少し薫り高いような気がします。