旅行日 2019.09.28(土)
CotoCotoのランチの後は、
ボランティアのおじいちゃまが教えてくれた元興寺(がんごうじ)へ。
日本最古の瓦が数千枚あります。
国宝であり、世界文化遺産でもあります。
538年、仏教伝来したとされますが、根付くまでいろいろありました。
廃仏派の物部氏(もののべし)を崇仏派の蘇我氏の対立があったとされます。
聖徳太子は、蘇我氏側で参戦。
物部氏が滅亡すると聖徳太子は593年、摂津国(大阪)に四天王寺を建立。
蘇我氏の馬子は、596年、法興寺(別名 飛鳥寺)を建立した。
これが、奈良の平城遷都とともに移り、元興寺となる。
百済から建築技術が伝わったが、最初に採用された瓦が飛鳥寺のものでありました。
その瓦が移築されたときも、移され今も数千枚が使用されています。
重なり合う丸形の瓦は上が細くなっていて
行基葺きといわれる有名な手法です。
歴史はこれくらいにして
次は1884年(明治17年)創業、
辛口で有名な清酒「春鹿」の醸造元今西清兵衛商店へ
重要文化財の書院を過ぎ、長い土塀を過ぎるとあります。
いい感じの建物です。
ここで利き酒体験できます。
今日のメニューはこちら。
500円で5種類の日本酒が飲めます。
今回はおまけにもう1種類、プラスされました。
途中で仕込み水も味わうことができて
チェイサーのようでした。
飽きないように、奈良漬けがおつまみにも。
どれもおいしく、スパークリングも女性向でよかったですが、
私は③④が好みでした。
説明も丁寧でよくわかります。
最後に好みのカラーのガラスのおちょこがもらえます。
底に鹿の形がレリーフされています。かわゆい。
酒粕はもちろん、酒器やバウムクーヘンも売ってます。
まだ、暑い日でもあったので日本酒アイスもありました。
燻製の奈良漬756円をお土産に買いましたがおいしかったぁ!
リピしたい。
清酒としての日本酒の起源は
平安時代の奈良の僧侶による正暦寺の
「菩提泉」が発祥らしいです。
酒造りの歴史ある奈良のお酒が味わえて幸せでした。