高知旅行⑤室戸岬灯台

旅行日 2023.12.1㈮

レンタカーで移動します。
室戸スカイライン(無料)に入り宿から5分ぐらいで
四国八十八か所24番札所の最御崎寺との兼用駐車場に到着。
このお寺、読み方が難しいです。
「ほつみさきじ」と読むのだそうです。
このお寺の西側の遍路道を登り、その先を下ると灯台の展望台です。
結構、きつい!
でも途中に偉人の案内看板があり、
飽きないです。外国の方も紹介されているので、
次は、誰かと予想しながら、マザーテレサガンジーキング牧師ローマ教皇
等々、「そう、来たか!」と偉人いっぱいでした。
さぁ、到着です。
大海原が一望できます。

残念ながら、灯台の中には入れないのは知っていましたが
囲いがあり、関係者以外進入禁止で
近くまで行けません。
でも、灯台のレンズが間近に見えるんです。

灯台の説明があり、1等レンズと記載があります。

さりげなーく書いてありましたが
なんと日本の灯台
光の到達距離26海里(約49km)、光度160万カンデラ
共に日本一なのです。
高さもさほど高くはないのですが
コンパクトなのにすごーい!
もっと主張していいのに奥ゆかしい。
登れる灯台はありますが、
レンズがこんなに近くに見えるのも
なかなかないんじゃないかな。
とってもきれいでした。

     ④へ   |   ⑥へ

高知旅行④室戸岬

旅行日 2023.12.1㈮

夜明け前に、海岸へ。
うまくすると、だるま型の朝日が拝めるかと。
でも、残念ながら、昨晩に引き続き
雲が多く、雲の隙間からの朝日でした。

海鳥が岩場で羽を休め

宿の部屋にあった絵みたいな光景


シマシマ地層の岩々。

さて、朝食を食べに帰ります。
海岸「月見が浜」は、宿の駐車場の目の前、通りを挟んですぐに降りていけます。



朝食後、チェックアウトし、宿に車を置いて、
徒歩で散策しようとしたら、
おかみさんが案内をしてくれると
いうのでお願いしました。
これが、とっても興味深く、いい時間を過ごさせていただきました。

朝散歩の月見が浜の階段を降りる道の西側~宿の正面玄関の前~に遊歩道があります。
アコウの木

岩に根っこが絡みついています。
タコの足のように、岩を絞め殺すかのように絡みついています。
鬼滅の刃に出てきそう。
締め殺しの俗名もあるそうです。
枝が伸びて、のれんのように気根をたらし、
そこからも繁殖するのだそうです。
生命力がありますね。
そういえば、屋久島に行った時、ガジュマルという
よく似た木を見ましたが
こんな岩に張り付いているのは圧巻でした。

その後、いろいろな植物の話をしてもらいました。
クワズイモ 弘法大師が訪れた時、里芋を焼いているのを見て、食べさせてくれと頼んだが
村人は、これは、食えない芋っだと断った。のちに、村人が、その芋を食べようとしたら
石のように固く、食べられない芋に変わっていたという伝説。
ごぼう 食料の乏しかった時でも、食材としてごぼうのような食材だった。

確かに、ごぼうみたい。

いろいろな植物紹介看板もありました。
ハマアザミが咲いていたり、

この地方に咲く固有種の潮菊(シオギク) 

花弁がないのが特徴で
強風にさらされても平気らしい。

岩場に生えるアゼトウナ
他にも、葉っぱの香りや実の香り等々を説明していただきました。

灌頂が浜の看板があるところからは、中岡慎太郎像がまっすぐ見えます。


島島の地層「タービナイト」の岩がばっちり。

そしてここから見えるのが、煩悩の空海

そして、なんという事でしょう、数メートル進むと
口を開けた弘法大師様が。

悟りの空海と呼んでいます。

道路沿いに出ると無料駐車場の近くには
むかし、船着き場だった海岸あとの入り江がありました。

台風で有名な中継地の室戸岬ですが、
意外と高波は来ないのだそうです。
とがった岬のおかげで波が分散してしまうとか。
でも、ここの入り江は、波が入り江の奥までくるらしく
植物の生え方で、わかると説明してくれました。
そして、この岩、本物だと思う?と、おかみさん。
道を作るのに、爆破したあと、風景に合わせて作ったのだそう。
言われなければわからない技ありのシロモノでした。

風見クジラ
御影石でクジラをデザインしてます。

風速5~6mで風上を向く仕掛けらしいです。
ほんとに動くのかなとも思うのですが・・・
すぐそばに中岡慎太郎像があります。

おかみさんが言うには、最近は、いつも
鳥が頭のてっぺんにとまっているとか。
おかみさんは、生まれ変わったら鳥になりたいと言ってました。
煩悩の空海や悟りの空海
人生観も聞けて、とっても有意義な時間でした。
ありがとうございました。


    ③へ   |   ⑤へ

高知旅行③室戸荘

旅行日 2023.11.30㈭

さて、今宵の宿 民宿「室戸荘」に到着。
室戸岬に一番近い宿です。
1泊2食付きで一人当たり6800円です。
当日、現金払いのみとのことでしたが
PayPay使えました。
バス・トイレは共用ですが、
8畳の部屋に、洗面台付きで、窓からは、太平洋が見えます。

日の入り後、月の出が幻想的というブログを見たのですが
残念ながら、曇ってました。
満天の星も見れませんでした。

1階の食堂には、岩がそのまま壁の一部になっていたり

大漁旗が飾ってあったりで趣があります。

さてさて、夕食です。
品数多く、お腹いっぱいになりました。

手前中央から時計回りで
四方竹というたけのこのお寿司です。
地元のたけのこで、四角い形をしています。
郷土料理の野菜すしによく使われるみたい。

ハマスの南蛮漬け。
どうやら、ハマスというのはブリやカンパチによく似たヒラマサの若魚の呼び名。
ヒラマサは、ブリやカンパチに比べて、
知名度は低いものの、流通量が少ないのでややお高いらしいです。

カツオのお刺身、さすがおいしい!
イワシ丸干し
さえずり これは、クジラの舌の部分。
大阪でおでんで食べた事あるけど、
お刺身だと、心地よい歯ごたえと脂身感がおいしいです。
八金地鶏の卵とじ
八金(はちきん)とは、男勝りの女性をさす土佐弁です。
はっきりとした性格、快活、負けん気が強く、おだてに弱いといわれます。
男性には2つしかない金が、4倍の8個あるという由来。
だと、宿のおかみさんがおしえてくれました。

お刺身はカンパチ、ハガツオ。
はがつおは、下あごの歯が鋭いらしく歯鰹と書くらしい。
足が早く、流通量も少ないので、お刺身で食べられるのは高知に来たアドバンテージです。

うわぁ、キンメダイの煮つけも。
写真を撮りわすれて、ちょっと食べかけ。
甘くて美味しい。
大きめのキンメダイらしく、小ぶりのものより優れモノとおっしゃってました。

「土佐鶴」
という高知東部の地酒もいただきました。

お腹いっぱいなのに、
部屋に戻って、宿でいただいたゆずの砂糖漬けをぽつぽつ食べちゃいました。

翌朝、散歩ののち、朝食。

朝からエネルギーチャージ全開!

1977年に200海里時代がスタートして
漁業は、数か月、帰ってこない遠洋漁業に方向転換したと
宿のおかみさんが話してくれました。
大漁旗も栄華を誇った時代のものですね。

そして、龍馬パスポートという高知観光のお得なアイテムの申請書に、
レンタカー、モネの庭、室戸荘で3か所のスタンプを押してもらったので
ステージ1の青パスポートがもらえる権利を得ました。
申請書は、空港などいろいろなところで手に入りますが
観光協会に電話で詳しい問い合わせをしたら
品切れの時もあるので郵送してくれました。
ありがたや~!
他にも、いろいろなパンフレット、時刻表なども同封していただき
感謝、感謝です。

    ②へ    |   ④へ

高知旅行②モネの庭

旅行日 2023.11.30㈭

高知空港到着で、空港の日産レンタカーのカウンターへ。
そのまま、すぐに車で送ってもらい
高知龍馬空港店へ。
事前に予約したコースは、コンパクトタイプの車種おまかせ。
楽天から予約し、保険も含め
翌日、高知駅前支店返却、乗り捨て料金なしで
14916円の楽天クーポン700円引きで
14216円。
セルフチェックインをしていたので
もう、すでに車は店頭に用意され、ノートeパワー。
支払いも免許証もセルフチェックインで
済んでいたため、スピーディーでした。
説明を聞いて、いざ行かん!
モネの庭がナビ設定できず、
ごちゃごちゃ試して、設定完了。
約45㎞1時間5分の予定。
高知自動車道を使うのでETCが必要かとおもったのですが無料でした。
日産eパワーは初めて運転ですが、
めちゃくちゃ燃費よかったです。
静かで安定感ありました。
ワンペダル走行なので
2ndや、Bのレンジはなく
アクセルを緩めればエンジンブレーキがかかるので
ラクチンでした。
マニュアル車好みの方には、物足りないかも。
ブレーキを踏んで停まるときに、
わずかに聞きなれない音がしましたが、すぐに慣れました。
しいて言えば、カーナビの案内のタイミングが
間際なので、
ここです!と言われる前に、そろそろと走ってました。
最後は、カーナビの案内のタイミングがわかるほどに。
「ここです!」と唱和していました。
さてさて、順調にモネの庭に到着。
5時までなので、約1時間の散策です。
リクルートの期間限定1000ポイントがあり、
じゃらんからの予約で900ポイント使えました。
残り100円とJAFの割引で900円
二人で1000円なので、半額で入園できました。ラッキー!

モネの庭は、クロード・モネが43歳から晩年まで過ごした
フランス、ジベルニーにあります。
睡蓮など、数々の名作を生んだところです。
私の一番好きな画家でして、本家のジベルニーにも行ったことがあります。
高知のモネの庭は、本家から唯一名乗ることを許されています。

入口から、まず水の庭へ。

明日から、冬季の休園になるので
あまり、期待はしていなかったのですが、
なかなかどうして。

そして名画にも出てくる緑の橋へ

今は、花が咲いていませんでしたが
本家と同じ藤が橋に沿っていました。
小舟の絵もあったっけ。

その先の光の庭、ボルディゲラの庭へ
こちらは、モネの訪れた北イタリアの地中海沿岸の町ボルディゲラで魅了された作品から
発想して作られた当園オリジナルの庭です。
メタセコイアの小道を抜けていきます。


12月の土日のライとアップのような灯りがいっぱい準備されていました。


そして、ここの池でなんと睡蓮が咲いているではないですか。



熱帯性の睡蓮でもせいぜい10月下旬までしか咲かないはずなのに
なんとラッキーな事でしょう。

さて、戻って花の庭へ
ショップもある建物を抜け

噴水がありました。


夕日がきれいです

トイレが素敵だったので思わずパチリ。

後から気が付きましたが、
入園券の半券で、本場ジベルニーのモネの庭に2027年まで
無料で、入園できます。
また、行きたいなぁ!

   ①へ   |    ③へ

高知旅行① 紅虎小吃店のしみだれ豚まん

沖縄旅行のアップを始めたものの
ここのところ頻回に旅行に行っていたので
最近の旅行からアップしようと心変わりです。

旅行日 2023.11.30㈭
JALのセールを発見したのですが、12月1日からだったので
前倒しの11月30日のフライトを探していたら、
成田発ですが、ジェットスターの格安券があったので
国内線はいつも羽田ですが
海外に行くつもりで成田から行ってみることに。
5380円にクレジットカード手数料640円で
片道6020円です。安いです。
成田までの交通費を羽田との差額を加味しても
安いのですが
いかんせん、遠いので、道中、何かあるかわからず
かなり早めに家を出ます。
持ち込み荷物が、手提げバックも含め7kgまでなので
事前にキャリーバックと一緒に計り、制限内に。
オーバーすると当日の料金は、予約料金よりも
えらく高くなるので、要注意です。
帰路はJALなので、お土産、いっぱい買えます。
オンラインの事前チェックインは1週間前からできるのですが
私は、窓口に並んでもいいかと思い
当日、そのまま空港へ。

京成の成田第2空港駅下車で
第3ターミナルを目指しますが、結構歩きます。
歩く歩道もなく、ひたすら800mぐらいかな?

やっと2階の出発ロビーの建物に入ると
一番手前にジェットスターのカウンターがありました。
セルフチェックインのマシンがあり、以前メルボルンで見たことがあるので
なんとなくできそうですが
カウンターに並べる雰囲気ではなく
セルフチェックインになってしまいました。
予約表からグーグルウォレットをダウンロードし
搭乗券を表示するという
高齢者には、ちと複雑な行程。
案内の方もいますが外国の方なので
日本語は通じますがスマホの画面までは
わからない様子でしたので
自力で何とかしました。
キャリーバックの荷物を手荷物のバックと一緒に
計量係の人に計測してもらい、
タグシールをそれぞれに取り付けてもらい、完了。
搭乗券は写メでもOKなので、あわてなくてすみます。

さて、荷物を持って奥に進み、腹ごなし。
紅虎小吃店(ベニトラシャオチーテン)のおすすめ
皮までおいしい「しみだれ豚まん」
572円をチョイス
お店の方に聞いて
おすすめの黒酢からしをつけて食べました。


くどくなく、意外とあっさりしています。
具だくさんで美味しかったです。
少し軽めですが、
胡麻担々麺もひかれますが、こちらは、紅虎餃子房でも食べられるので
やめておきました。
ちょっと成田は遠いので非常食に
サンドイッチを持っていたからです。
順調に到着したので
搭乗前に食べました。
前日に届いた観光協会の高知パンフを
読んで搭乗を待ちます。

搭乗は10分ぐらい遅れましたが、
出発はスムーズで
到着は、ほとんど予定通りでした。
座席指定は有料なので、指定しなかったら通路側。
預入の荷物もなかったので
スムーズに出られ、友達とすんなり
ゲートでおちあう事できました。


   ②へ