イタリア旅行㉚カプリ島 フェニキア人の階段

旅行日 2019年6月3日(月)

早朝、日の出を狙って早起きします。6時過ぎが日の出の予定時間
雲間から、朝日が見られました。


みるみるうちに明るくなってきます。
友人は目覚ましを間違えたみたいで、5時過ぎに一度起きましたが
2度寝。熟睡してなかなか起きないので
一人で、散策へ。
昨日、観光客が集まっていた場所がすぐなので、行ってみます。
Googleマップには、フェニキア人の階段の注釈があったので。
でも詳細は、わかりません。
徒歩5分ぐらいで到着。
まだ7時ちょい過ぎだというのに
人だかり。

登り口に説明の絵がありました。

帰国後の翻訳によると
「何世紀にもわたって、様々な重りを頭に乗せて
この階段を上ってきたアナカプレッセの女性たちの勤勉さを偲んで
 マリオ・フェラーロ寄付2001年」
とあります。
当時は、翻訳できなかったので
意味がさっぱりわかりませんでしたが
絵から、頭の上に荷物を乗せた
日本の大原女(おはらめ)を連想しました。
とりあえず、登ってみますが
かなりの急勾配です。ももが痛くなってきました。

白亜の建物がありましたが、途中までしか入れません。



眺めはよく花々も咲いて
きれいな散策路です。


すごい勾配なのがわかります?




そろそろ朝食の時間なので
急いで帰ります。
急ぐとかなりきつい階段です。
ホテルまでも登坂なのできつかった!
ちょっと待たせてしまいましたが
友人と朝食会場へ。
先に食べ終えた人が、アプリコットみたいのがあって珍しかったけど
数が少なかったので、もうないかもしれないと。
なぬ?

朝食は美味しかったです。
これまた、プチフールがあったので
朝からいただきました。
もちろんじゃないですか。

アプリコットと一緒に映っているのは、洋梨だったかフィジョアだったか覚えていません。

実は、やっぱりアプリコットがなかったので
食堂のシェフらしきお兄さんに
アプリコットはありますか?
と聞いてみました。
ちょっと時間かかるけど
聞いてみるねと言われたので
食事を始めているとほどなく
かごを抱えて持ってきてくれたのです。
誰に頼まれたかわからず私を探しているようだったので
こちらから、お礼を言って受け取りに行きました。
東洋人は、みな同じ顔してるんですよね。
良かった、
朝食に遅れた私を友人は許してくれたでしょうか(笑)
美味しくちょうだいしました。
シロップ煮のアプリコットは食べますが
生のアプリコットはなかなかお目見えしませんから。
お兄さん、ありがとう!

昨日、青の洞窟の見学ができたので
出発まで、少し時間があります。
パッキングを済ませて、
またもやアナカプリの散策です。
友人は、フェニキア人の階段はどうだったか聞かれましたが
あの急階段はとてもおすすめできないので、アナカプリの街並みにしました。

昨夕の反対側を散策。
地図がありました。

Scala Fenicia(フェニキア人の階段)や
Villa San Michele(ヴィラサンミケーレ)とあったので
早朝の散歩した道がここでつながっているのがわかりました。
ガッテン、ガッテン!
白亜の建物はヴィラサンミケーレだったのですね。


ヴィラサンミケーレの地図もありました。




門まで行きました。
早朝、ここで引き返したところじゃないですか。




お土産物屋さんでショッピングしました。けっこう、変わったものおいてありました。

モンテソラーロ行きのリフトがありますが、営業は9時半~17時なのでツアーでは、無理でした。
眺めはいいらしい。

大きなスプーンやフォークのオブジェが面白いレストランも魅力的です。


昨夕は、こちらの小道を行きました。

出発の時間が近くなってきたので
ホテルに戻ります。
ホテルのフロントもかっこいいです。

調度品もゴージャス。


素晴らしいホテルでした。

マイクロバスに乗ってマリーナグランデへ。
たまたま一番前の席に座ったのですが、
ドライバーさんはジェントルマンの風貌なのに
運転は、あまりに潔く
細い道を猛スピードで走り抜けます。

急カーブもなんのその。


なかなかのジェットコースターなみで
キャーキャー言ってしまいました。
無事に到着。

カプリウォッチの宣伝カーもありました。
フェリーまで時間があるので
しばし自由時間。
スーパーがあったので、ちょっと買い物。

念願の青の洞窟に入場でき、
カプリ島に宿泊できて
眺めが最高のみならず
思いがけず、ローマ人以前の紀元前のフェニキア人の足跡を垣間見ることもできて
また、本来なら、マリーナグランデからアナカプリまで
1000段ちかい壮大な階段を
一部だけ歩くことができて
ラッキーでした。


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