イタリア旅行⑧ミラノ スフォルツェスコ城

旅行日 2019年5月31日(金)

ドゥーモから徒歩移動です。
最後の晩餐が11時予約なので
それまでに
街並みを歩いて回ります。
オレフィチ通り、ダンテ通りを歩きます。
コルドゥシオ広場に素敵な建物

イタリア最大の保険会社のゼネラリのビルです。

スタバがあります。
世界で6店舗しかない、リザーブロースタリーのうちの1つです。
日本では、外装を隈研吾さんが手がけた店舗が中目黒にあります。
一度、行ったことありますが、すごい混んでました。
スタバミラノ店は、2018年9月にオープン。
もとは郵便局だった歴史的な建物をリノベーションしたそうです。
中央に「POSTE」と書かれた文字が見えるのはそういうことですか。


路面電車が通過。乗り鉄の私は、乗りたくてしょうがない。

広場に銅像があったのでパチリ

あとから調べたら、
詩人ジュゼッペ・パリーニ(1729~1799)
という方でした。
モーツアルトのオペラも手掛けたようです。

ここから、まっすぐ正面にスフォルツェスコ城が見えてきました。

ロータリーにまたもや銅像

後から調べたら
ジュゼッペ・ガリバルディという
イタリア統一の軍事家だそうです。
銅像あるとわけわからなくても
写真を撮りたくなる私。
サガでしょうか。

すぐに噴水がありスフォルツェスコ城です。

重厚できれいなレンガ積みの城壁がぐるりと囲んでいます。


カルミン塔 イーストタワー

詳しく説明しているHPはなかなかないのですが
水道施設のようです。
左右の角に同じ形のものがあります。
給水システムがあり、最初にタンクが設計され
10年後に左側のサントスピリトタワー サウスタワーに配置されたようです。


ここまで7~800m、10分ぐらいです。

入場はできませんでしたが
思いがけず外観だけでも見られてよかったです。

スフォルツェスコ城は
もともとは、13世紀にミラノを支配したヴィスコンティ家の居城。
お家断絶の後
ルネッサンスの名君主スフォルツァ家のフランチェスコが改築。
1466年に完成。
住居装飾をレオナルドダヴィンチが手がけたと言われています。
1796年にこの地を征服したナポレオンにより
一部破壊され、
のち、修復されています。
ここの博物館には、ミケランジェロ
死の直前まで制作していた、未完成の大理石彫刻
「ロンダニーニのピエタ」がある事で有名です。
ミケランジェロピエタでは、
23歳の時に制作したと言われる
ローマ、サンピエトロ大聖堂にあるピエタ
美しく有名ですが
ガイドブックの作品を見ると
晩年の死の直前まで制作し、未完に終わったピエタ
粗削りですが、訴えるものがありそうです。
見てみたかったなぁ。


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イタリア旅行⑦ミラノ ドゥーモ

旅行日 2019年5月31日(金)

ヴィットリオエマニュエル2世ガレリアを抜けると
ドォーモが目の前です。
1386年に着工し、1813年に完成。
なんと400年以上かけて作られました。
世界最大級のゴシック建築
全長158Ⅿ、幅92m、高さ108mです。




マリアの生誕という意味だそうです。

ブロンズの扉は5つあり、
ミラノの歴史(中世の歴史、ドゥーモの歴史、ミラノ勅令)や
聖アンブロージョ(ミラノの守護聖人)が刻まれています。
中央の一番大きな扉には
聖母マリアの生涯をあらわしています。

上の部分は受胎告知でしょうか。
右側中央は、聖母子
左側中央は、ピエタ
のように見えます。


あまり近過ぎるとわからないのですが
ちょっと遠くに引くと
135本ある尖塔が見え、
一番高いところに
マドニーナという愛称でミラネーゼに親しまれている
金のマリア像が輝いています。

私のカメラでは、これが限界。

ちなみに有料ですが、屋上にのぼることできます。
ツアーだと時間がなく内部の鑑賞もままなりませんが
以前、屋上に上ったことあります。
尖塔の彫刻がまじかに見られます。
斜めになっているところを歩くので注意です。

スペイン バルセロナサグラダファミリアは1882年の着工から
すでに100年以上たちますが
いまだ、完成していません。
ずいぶん長いなあぁと思いますが、それでも
3Dなどの技術もあり、最新技術で
工期は当初の予想より、格段に短くなっているようです。
それにくらべたら、技術的にも難しかった当時は、
宗教改革による中断や戦争もあり
400年以上かかっているのも納得ですね。

広場に躍動感のあるヴィットリオエマニュエル2世の騎馬像があります。


横から見ると、今にも動き出しそうです。

昨日、夜遊びしたときに見た幻想的なドゥーモと違い
昼間のドォーモは威風堂々としています。

ちょうど再集合場所が
ギャレリアの入口で
カンパリ発祥のバールでした。
スピリッツ頼めるようです。


次回、チャンスがあったら行きたぁい!
入口の天井がきれいだったのでパチリ。

カンパリの前にキオスクのようなお土産物があり
絵葉書なども買えます。
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イタリア旅行⑥ミラノ ヴィットリオエマニュエル2世ガレリア

旅行日 2019年5月31日(金)

1887年に完成したスカラ座広場とドゥーモを結ぶ十字型の巨大アーケード。

ドゥーモ側の入口

スカラ座広場側の入口

中央部の天井は鉄枠にガラスがはめ込まれて美しいドームになっています。

バールやレストラン、プラダ本店をはじめ、ルイヴィトンやグッチなどブランドショップが並んで賑やかです。
看板が黒と金で統一されています。

床のモザイク模様は見事です。
中央の床には5つの紋章のモザイクがが描かれています。
真ん中がイタリア王国の紋章

それを取り囲むようにミラノ、トリノフィレンツェ、ローマの紋章が配されています。

なかでも雄牛のモザイクは有名。
イタリア統一の中心となったトリノの紋章で
股間にかかとをつけて1回転すると子宝に恵まれる
反時計回りに3回転すると良いことがあると言われています。
大勢の人がくるくるしてます。
ので、あそこはへこんでいます。


かつてトリノに支配されていたミラノの人々が
仕返しとして牛の股間を踏んだことに由来するとか。

ちなみにヴィットリオエマニュエル2世は
イタリアを統一した初代国王。
ローマにも名前を冠した広場があります。


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イタリア旅行⑤ミラノ  スカラ座

旅行日 2019年5月31日(金)

8時頃、ホテルを出発してバスでミラノ観光に向かいます。
下車してまずはスカラ座へ。
イタリアオペラ界の最高峰とされる劇場です。

ファサードが美しい。
アポロの戦車だと思うのですが。

現在の建物は
1776年に焼失した後の2代目。
当時ミラノはオーストリアの領地だったので
オーストリア公フェルディナンドに依頼。
ヴェローナからミラノに嫁いだスカラ家のベアトリーチェが寄進した
サンタマリアスカラ教会が立っていた場所に
2年を費やし1778年に完成。
ハプスブルグ家がミラノを支配していたので
壁はマリアテレジア・イエローに塗られたそうです。

その後、第二次世界大戦中、イタリア下に置かれていたが
1943年に連合軍に空爆され、1946年に修復された。
その後、2002年から2004年まで、内部の大改修があったようです。

残念ながらツアーでは、内部は見られませんが
レオナルドダビンチの像がすぐそばの広場にあります。



レオナルドの4人の弟子たち。

何の花かわからなかったのですが
グーグルレンズで調べたら
菩提樹の花が咲いていました。


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イタリア旅行④ミラノ 朝食

旅行日 2019年5月31日(金)

ミラノ北部 スターホテルツーリストの朝食7:00~

ブッフェ形式なので、これからを考え、
煩悩に負けず、食べ過ぎないよう注意。
旅行の時は、いつも、普通に食べられる卵料理やソーセージ、ポテトなどは
ピックアップしないように注意して
珍しそうなパンやチーズを選びます。
野菜不足になりがちなので
腸活も考えてフルーツやヨーグルトは積極的にとります。
今回もかわったパンがありました。
ヨーグルトはいろいろ種類があり、ピーチをチョイス。
ついつい、パウンドケーキみたいなのとデセールもとっちゃいました。
だって、美味しそうなんだもん❣

お部屋はこじんまりながら使い勝手良い作りです。

なにより地下鉄M5線のBignami駅のすぐそばなので、便利な立地です。


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