旅行日 2019年6月4日(火)
昼食後は、バス移動ののち
徒歩で市内散策です。
ナヴォーナ広場に向います。
途中、ドミティアヌス競技場を垣間見ました。
ナヴォーナ広場の地下4.5mにあるスタジアムで
1036年に発見されました。
少なくとも3万人収容できる陸上競技場で
世界遺産になっています。
17世紀、改修のナヴォーナ広場がこの上にあるなんて!
広場にやってきました。
3つの噴水があります。
ネプチューンの噴水、四大河の噴水、ムーア人の噴水です。
こちらは、ネプチューンの噴水
タコに巻きつかれて奮闘している海の神様ネプチューンが中央に。
周りに馬やキューピッドがいます。
中央にあるのがベルニーニ作の四大河の噴水です。
中央に背の高いオベリスクがあり、その周りに
ガンジス川、ラプラタ川、ナイル川、ドナウ川の寓意像である4人の男性がおかれています。
世界のキリスト教の勝利の表現だそうです。
ベルニーニとライバル関係にあったボロミーニは、この噴水の仕事を勝ち取れませんでしたが
噴水前のサンタニェーゼ・イン・アゴネ教会の改修に
ボロミーニが携わりました。
ベルニーニのラプラタ川の寓意像の男性は
この教会がずさんな建築で
今にも倒れかかってくるのを危惧していると言われたものです。
でも、実際には、噴水の完成後に教会が改修されたので
このエピソードは真実ではありません。