イタリア旅行⑱ヴェネツィア ゴンドラクルーズ

旅行日 2019年6月1日(土)

さて、お待ちかねのゴンドラクルーズです。
サン・モイゼ教会のそばから乗り込みます。
ところが、添乗員さんが「1組、分かれてしまうんです」と。
何を言ってるのか、最初わからなかったのですが、
どうやらゴンドラが6槽しか確保できてないようで、
基本5人乗りのゴンドラですが
26名のツアー客のうち
2名×2組の4名で乗るゴンドラと
5名で乗るゴンドラができてしまうのです。
添乗員さんを含め27名なので
誰か1組だけ分かれて5人乗りのゴンドラに分乗
しなければいけないわけです。
添乗員さんがどうやって決めましょう?
っていうけど、そりゃ、みんな嫌がりますよね。
下向いて沈黙が続きます。
仕方ないのでジャンケンにしましょうかというと
ザワザワ、険悪な雰囲気。
仕方ないので、夫婦単位が多いので
同行の友人に分かれてもいいか了解を得て、
私たちが分かれることに名乗り出ました。
だって、すごい嫌な雰囲気になってきたし
決まらないので時間ばかりが過ぎるし。
私たちが名乗り出ると
皆さん一気に安堵の表情。
6槽に次々分かれて乗り込みますが
私は、最後のゴンドラになってしまい
なかなか最後の2槽が来ないので
ちょっと不安。添乗員さんは、先に出発してるし、
イタリア語じゃ交渉できないし・・・・・
ようやく、だぁいぶ遅れて乗り込むことができました。


細い水路を抜けていきます。
われらのゴンドリエールは細マッチョでたくましい❣

すれすれにアーチの小橋も進んでいきます。
ゴンドラどうしが、すれ違う時は技ありです。
壁を蹴ったりしながら、ゴンドラが傷つかないようにするのは
熟練のかじ取りの技でした。

案内はないので、グーグルのダウンロード地図を頼りに現在地を確認。
フェニーチェ劇場の裏側を回ります。
VIPはここから入場するのかなぁ?

ここまで来て、以前、乗った時のようなアコーディオンと歌い手をのせたゴンドラがなく
ちょっとカンツォーネを聞きたかったので
ゴンドリエールに
「カンターレ、ペルファボーレ(歌って)」とお願いしたのですが、
「ノン、ゴンドリエール」自分は船頭だから歌わないと断られました。
仕方ないので
「ポッソ、カンターレ?(歌っていい?)」と聞くと
「シィ、チェルト(うん、もちろんだよ)」と言われたので、
同乗の2組に許可をもらい、
唯一イタリア語で歌えるサンタルチアを歌いました。
気持ちよかったぁ!
しばらくすると、運河から外海に出ます。
波が、大きくなります。
サンタマリアデラ・サルーテ教会の前を通ります。

大海原に出て、ゴンドリエールの活発な動きも目の当たりにしました。

楽しいゴンドラ体験も終わり、
元の場所に戻ってきました。
私たちは最後だったので、下船後キョロキョロしましたが
ツアー客はだれもいません。おい!
仕方なく、5人で通りの方に歩いていくと
橋を渡った向こう側で集まってる人発見。
皆さんお待ちかね。
どうやら、日差しがきつかったので
サンモイゼ教会の日陰に集まっていました。
添乗員さん、迎えに来てほしかったなぁ。
5人、路頭に迷うところだったよ。
しかも、別々に分かれて分乗したねぎらいの言葉もなく、
なんか、長時間、待たされていた感が。
私たちが乗船するまでに、だいぶ時間がかかったことなんざ、
誰も気づいちゃくれない( ノД`)シクシク…
一組の方から、分乗していただきありがとうございましたのお礼をいただきました。
まぁ、同乗していた方から、歌うまかったねぇ。
巻き舌も入っていたとお褒めの言葉を頂戴したので
それで、良しとしよう!


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