梅仕事③カリカリ梅

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梅干しは、好みがあるので
漬け方も様々だと思います。
私は、甘いのは苦手なので、塩のみで漬けたものが好みです。
梅の種類も「南高梅」が一般的だと思いますが
このあたりは小田原でできた品種「十郎梅」というのがあり
生産量は多くないので他県には、流通していないかもしれませんが
皮がやわらかくて、美味しいです。
柔らかいので作るのにちょっと手間がかかります。
お店で販売しているもので、息子が気に入り
樽で買ったのを皮切りにファンになっています。

なので、今回は、普通の梅干しでなく
カリカリ梅をご紹介します。
丸のまま、卵の殻と共に作っていましたが
先日、NHKの今日の料理で
漬ける前に梅を6~8個にくし形に切ったものを漬けていました。
最初は、手間がかかるなぁと思いましたが
その後の料理に使う事を考えると
最初から種を取っていた方が便利だと思いました。

作り方
青梅はやさしく洗って水に2~3時間さらし
なり口をとる。
ふきんで水分をふき、
梅の種をとる。
最初、半分にぐるりと包丁の刃を回し
桃を切るときのように半月に包丁を入れてくし形に切る。
重さの10%の塩を青梅とミルフィーユ状にビンにいれる。
私は、ジップロックに入れてやってみました。
2倍の重さの重しをかけ
水分があがってきたら1倍の重しに変えます。
ここで、お好みで砂糖10%をいれると
お茶請けのようなカリカリ梅に(私は、砂糖は入れませんでした)
好みで赤しそを。

半分にして赤しそ入れましたが、まだ色づいていません。
でも、丸のままより、色の入り方がいいようです。
卵の殻を入れていませんが
カリカリしてます。
従来の丸ごと、卵の殻いりで漬けたものと
食べ比べしてみましたが、遜色ありません。
この後、冷蔵庫に入れておかないと
柔らかくなってしまうので
来年は、手間でもくし形切で、
今度は卵の殻も一緒に入れて漬けてみたいと思いました。
コスパからするとカリカリ梅はいいと思います。
ただ、たくさん漬けるとだんだん柔らかくなってくるので
多量には向きません。

果肉を取った梅の種は、しょうゆを入れて
梅しょうゆに。
1年前に丸ごとつけたものとの比較は、やはりまだ早い感じですが
もう少し、時間をおけば、おいしくなると想像されます。
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麺つゆにつけたら、そうめんやドレッシングに活用できるかも。次回、やってみます。
梅酢は、しば漬けや紅しょうがにも使えるので、大事にとっておきます。

さっそく、カリカリ梅のタルタルソースを作りました。
あじフライにあわせます。good!
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定番のカリカリ梅としらすのご飯は、
塩とゴマ油に漬けた無限シソで巻くと、
より美味でごさりまする。
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